解約手続をしたのにクレジットカードに請求が続く
2026/9/5 ・ 回答: 島田旭雄 公開事例から
相談事例(公開されているもの)
解約手続をしたのにクレジットカードに請求が続く。 (公開されている相談事例をもとにしています。この場に届いた相談ではありません。)
回答
この回答は、国民生活センター「解約手続をした後も請求が続く月額制ファッションレンタル事業者」(2026-08-19)が公開している相談事例をもとに、運営者が「払う前に何を確認できたか」を型の記事から整理したものです。この場に届いた相談ではありません。事業者が同じ提案を受けたときも、確認する順番は同じです。
この型について
- 月額で続く契約。説明は「いつでも解約できます」「縛りはありません」。
- ところが、解約をどこに・どの方法で・いつまでに申し出るのか、解約が完了したことをどう確かめるのかが、書面のどこにも書いていない。
- 契約時は何も困らない。困るのはやめるときで、「言ったはずなのに請求が続く」「完了通知が来たのに引き落としが止まらない」「問い合わせても返事がない」という形で出てくる。
ホスティング、SEO、広告運用、名簿の閲覧、業務ツールなど、事業向けの月額サービスに同じ構造があります。
月額が小さいほど「まあいいか」で契約しやすく、やめるときの手間と月額の釣り合いで放置されやすい型です。
払う前に確認できたこと
- 解約の手順を書面で確認する。 窓口(メール・フォーム・電話)、方法、申し出の期限。口頭の「いつでもやめられます」は手順ではない。
- 解約完了の確かめ方を決める。 完了通知がメールか書面で届くか。届かないときにどこへ連絡するか。ここが決まっていない契約は、やめたつもりでも終わらない。
- 自動更新の有無と更新日を聞く。 更新前に通知が来るか。解約の申し出期限を、自分の予定表に書ける形まで具体的にする。
- 支払い方法を選ぶ。 カード・口座振替は、解約後に引き落としが続いたときに自分の側で止めにくい。請求書払いが選べるなら比べる。カード会社への相談先も先に把握しておく。
- 問い合わせ窓口が実際につながるか、契約前に一度試す。 契約後に返事がない相手は、契約前も返事が遅いことが多い。
- 法人番号で登記上の所在地を調べ、見積書・契約書・請求書の所在地と見比べる。 違っていれば理由を聞く。
- 解約のやり取りが記録に残る手段でできるか確認する。 電話だけの窓口なら、その旨を控えておく。
相手に聞けた質問
そのまま読み上げるか、メールに貼り付けて使ってください。
- 解約はどの窓口に、どの方法で申し出ればよいですか。申し出の期限はありますか。
- 解約が完了したことは、どのような形(メール・書面)で通知されますか。
- この契約は自動更新ですか。更新の前にお知らせは届きますか。
- 解約後に請求や引き落としが続いた場合、どこに連絡すればよいですか。
- 見積書・契約書に記載の所在地と、法人登記上の所在地は同じですか。違う場合、理由を教えてください。
答えが返ってこない質問があれば、それ自体が確認すべき点です。とくに 1 と 2 に曖昧な答えしか返ってこない契約は、書面の回答が来るまで待ってください。
いま同じ状況にいる人へ
契約前なら。 解約の手順を聞いても答えが曖昧なまま変わらないときは、急がず、書面での回答を待ってから決めてください。月額が小さくても同じです。
契約後、解約したのに請求が続くなら。
- 解約手続の記録(送信日時、フォームの控え、完了通知)を保存する
- 解約後の請求は、内容を確かめる前に払わない
- 相手から回答がない場合は、カード会社や決済事業者に状況を伝える
契約の効力や支払い義務についての判断は、この場ではしません。事業としての契約なら日弁連のひまわりほっとダイヤル(0570-001-240)、実態が個人に近いなら消費生活センター(188)にご相談ください。
関連する型: 「いつでも解約できます」と言われた月額契約で、解約の手順が決まっていないとき
参考: 国民生活センター「解約手続をした後も請求が続く月額制ファッションレンタル事業者」(2026-08-19) https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20260819_1.html
関連する営業の型
この回答は判断ではなく、確認の手順と質問の整理です。契約の効力など法律に関わることは事業としての契約なら日弁連 ひまわりほっとダイヤル(0570-001-240)、個人としての契約なら消費生活センター(188)にご相談ください。