「電気代が安くなる」と電気・ガスの切り替えを勧められたとき
この型の特徴
- 「この地域は全部安くなる」「建物全体の電力プランが変わる」と訪問や電話で言われる。電力会社の代理店を名乗る。
- 「検針票を見せてください」「お客様番号を教えてください」と言われ、写真を撮られる。この番号があれば切り替えの手続きが進められる。
- 電気・ガスの話のついでに、ウォーターサーバー、害虫駆除やサポートサービス、家電を同時に勧められ、1時間以上の勧誘に根負けしてまとめてサインする。
- あとで管理会社や今の電力会社に聞くと、「建物全体が変わる」という話は存在しなかった。
国民生活センターには、上の形の相談が今も寄せられていると公表されています(2026年2月)。個人向けの事例ですが、事務所・店舗・工場の「電気代が安くなります」という電話・訪問は、同じ構造です。
払う前に確認すること
- 契約先になる事業者名を書面で確かめる。 勧誘に来た会社と、契約先の小売電気事業者・ガス事業者が別のことが多い。契約先が経済産業省に登録された事業者かを、自分で確認する。
- 検針票・お客様番号・供給地点特定番号を見せない。写真を撮らせない。 見せてしまったなら、今の電力会社・ガス会社に連絡して、身に覚えのない切り替えの申し込みがないか確認する。
- 「建物全体が変わる」「地域全体」は、管理会社と今の電力会社に自分で確認する。 契約は建物や地域ではなく、契約者ごとに変わります。
- 安くなるかは、自分の直近12か月の検針票で試算してもらう。 基本料金・従量料金・燃料費調整・再エネ賦課金・市場連動の有無を分けて、繁忙期と閑散期の両方で比べる。「平均で〇%安い」は自分の数字ではありません。
- 同時に勧められた別のサービスは、電気・ガスと切り離して考える。 その日に決める理由はありません。長時間の勧誘で根負けしそうなら、その日は契約しない。
- 解約の条件と違約金、契約期間、自動更新を契約前に書面で確認する。 今の契約に解約料がないかも合わせて。
相手に聞く質問
そのまま読み上げるか、メールに貼り付けて使ってください。
- 契約先になる事業者の正式名称と登録番号を教えてください。御社は代理店ですか、契約先そのものですか。
- 直近12か月の検針票をもとに、今の契約と比べた試算を書面でください。燃料費調整と市場連動の扱いも記載してください。
- 「建物全体(地域全体)が変わる」とのことですが、管理会社と今の電力会社に確認してよいですか。
- 解約の条件、違約金、契約期間、自動更新の有無を書面で示してください。
- 電気・ガス以外のサービスは、別々に検討したいので、それぞれ分けて見積を出してください。
3 を嫌がる相手には、確認が取れるまで返事をしないでください。1 に即答できない相手とは、契約先が分からないまま契約することになります。
気になる点があるとき
契約前なら。 検針票を見せない、その日に決めない。この2つで大半は終わります。
検針票を見せてしまった、契約してしまったなら。 今の電力会社・ガス会社に連絡して、切り替えの申し込みが入っていないか確認する。訪問や電話で契約した場合は、書面を受け取った日から一定の期間内に申し出る制度があります。自分の契約が該当するかは、この場では判断しません。事業としての契約なら日弁連 ひまわりほっとダイヤル(0570-001-240)、個人としての契約なら消費生活センター(局番なし 188)にご相談ください。電気・ガスの契約の相談は、経済産業省 電力・ガス取引監視等委員会の相談窓口(03-3501-5725)も受け付けています。
「〇〇の関係で」と関係先を装う勧誘は こちら、同時に勧められたウォーターサーバーなどは 「レンタル」と言われた機器の契約 にまとめています。
参考: 国民生活センター 発表情報「電気・ガスの契約トラブルにご注意!-ウォーターサーバーのレンタルなど、電気・ガス以外のサービスを勧誘されるケースも-」(2026年2月10日)。
この型で確認すること
確認手順
- 契約先になる事業者名を書面で確かめる。勧誘に来た会社と、契約先の小売電気事業者・ガス事業者が別のことが多い。契約先が経済産業省の登録事業者かを自分で確認する。
- 検針票・お客様番号・供給地点特定番号を見せない、写真を撮らせない。この番号があれば切り替えの手続きが進められる。見せてしまったなら、今の電力会社・ガス会社に連絡して、身に覚えのない切り替えがないか確認する。
- 「建物全体の契約が変わる」「この地域は全部安くなる」と言われたら、管理会社と今の電力会社に自分で確認する。契約は建物や地域ではなく、契約者ごとに変わる。
- 安くなるかは、自分の直近12か月分の検針票で試算してもらう。基本料金・従量料金・燃料費調整・再エネ賦課金・市場連動の有無を分けて、繁忙期と閑散期の両方で比べる。
- 電気・ガスと同時に勧められた別のサービス(ウォーターサーバー、サポートサービス、家電)は、電気・ガスと切り離して要否を考える。長時間の勧誘で根負けしそうなら、その日は契約しない。
- 解約の条件と違約金、契約期間、自動更新を契約前に書面で確認する。今の契約の解約料が発生しないかも合わせて確認する。
相手に聞く質問
- 契約先になる事業者の正式名称と登録番号を教えてください。御社は代理店ですか、契約先そのものですか。
- 直近12か月の検針票をもとに、今の契約と比べた試算を書面でください。燃料費調整と市場連動の扱いも記載してください。
- 「建物全体(地域全体)が変わる」とのことですが、管理会社と今の電力会社に確認してよいですか。
- 解約の条件、違約金、契約期間、自動更新の有無を書面で示してください。
- 電気・ガス以外のサービスは、別々に検討したいので、それぞれ分けて見積を出してください。
この型に関する回答
自分の案件で確認することを整理するには 質問票 を使ってください。